宅内下水配管
下水道の必要性とは?
現在日本では、国をあげて下水道の敷設が進められているのをご存知でしょうか?
ずっと以前より主流だった「浄化槽」や「肥溜め」といった下水処理方法を、下水道の敷設による各市町村ごとの下水処理場での処理に切り替える事業が着々と進んでいます。
このページでは下水道の敷設によって何が良くなり、どんなメリットがあるのか、またどういった工事を行い、各ご家庭で何をしなければならないのかを紹介しています。
なぜ下水道を敷設するのか
今の生活は昔に比べて大変便利な世の中になりました。清潔で、おいしいものがたくさんあり、洗濯物の汚れはすぐに白くきれいになります。
しかし、その洗濯で汚れた水は川へそのまま流してしまっていました。
今でこそ、新築の住宅では合併浄化槽というすべての生活排水を一度浄化して川へ流す方法を取っていますが、その水もとても飲めるものではありません。
石鹸水で体を洗う人はいても、飲む人はいません。川の魚たちはそんな汚れた水が流れてくる川で生活しているのです。
魚がかわいそうなのはもちろん、その汚れた水で育った魚を食べるのは私たちです。そして、そんな川や海で遊ぶのも私たちです。
川を汚さないようにするのは私たち人間のためでもあります。
今まで人間は豊かになるかわりに環境をないがしろにしていました。しかし、これからは環境を大事にし、便利できれいなだけでなく環境にも良い生活をしていかねばなりません。
その手段のひとつが下水道の利用なのです。
下水道を利用するメリット
街がきれいになります
下水道が通ると、汚水は地下の下水管を通って流されるので、ドブのないきれいな街になり、蚊やハエの発生を防ぎ、伝染病の予防にもつながります。
水洗トイレが使用できるようになります
下水道ができると水洗式のトイレが使えるようになります。これまでの汲み取り式のトイレに比べて、匂いもなく、明るく衛生的になります。
川や海がきれいになります
汚水は下水管で集められて浄化センターできれいな水によみがえらせてから川に放流されるので、水質が改善されます。そうすることで魚や川の生きものたちが戻ってきます。
魚たちにとって良い環境は、人間にとっても良い環境です。
浸水から街を守ります
雨水は汚水とは別の管や水路を通ってすぐ河川へ排除されるので、大雨が降っても浸水から街を守ります。
下水道宅内配管致します
処理施設や公共の下水管工事が終わり汚水が流せるようになると、各家庭や事業所では台所、トイレ、浴室などの排水を下水管につなぐ工事が必要となります。この自宅敷地内の個人工事が「排水設備工事」です。
管理事業有限会社では、浜松市の各ご家庭での下水道宅内配管工事を多く承っております。
工事のご依頼から、下水道のことでお知りになりたいことがありましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
また、下水道の宅内配管工事に併せて、キッチン・トイレ・お風呂などのリフォームをされる方が大変多くいらっしゃいます。水まわりのリフォームに関してもお気軽にお問い合わせ、ご相談いただければと思います。
下水道配管の義務について
公共の下水道が整備されると、その区域には次のような義務が発生します。
- くみ取り式便所が設けられている建物では、公共下水道の敷設から3年以内にその便所を水洗便所に改造しなければならない。・・・(下水道法第11条の3)
- 使用区域内で新築、増築、改築される方は、便所は水洗便所以外の便所としてはならない。・・・(建築基準法第31条)
各家庭の台所、トイレ、浴室から出る汚水は市が設置した公共の下水道につなぎこむ必要があります。工事は、市の指定する工事店でしか行えません。
管理事業有限会社は、浜松市の上下水道工事の指定店です。
下水道の配管工事を承っております。工事のご依頼から、工事内容・費用などについてのご質問もお受けしております。
どうぞお気軽にお問い合わせ下さい。
一つ一つしっかりとご説明をさせていただきます。